たすかるちゃあ

さがえ商人道とは寒河江市中心商店街連合会の若手経営者と後継者20名程が賛同し、平成26年に商店街活性化を目的として立ち上げた団体です。立ち上げの同年に、得する街のゼミナールとして愛知県岡崎市で生まれ、今や全国的に開催されている〝まちゼミ〟を寒河江でも開始し、令和元年までの5年間で延11回、3000名以上の方々にご利用いただいており、評判も上々となっております。
通常毎年5月と11月の年2回開催、新規顧客の開拓、顔の見える商店街づくり、単事業所のファンづくりを推進した結果、新規顧客の獲得、売上の増加に繋がった事業所も多く、これからの時代の中で商店街の新たな継続的発展を考え行動しています。

まちゼミ寒河江は利用者に来店してもらい、5名程度の小規模講座を受講いただくことで専門店のノウハウや得する知識などを得ていただく事業です。

寒河江市中心商店街連合会 会長あいさつ

「頼んでいがった~、たすかるちゃあ!」と言っていただけるようなサービスに

寒河江市中心商店街連合会 会長 秋葉 拓

当ホームページをご高覧いただきまして誠にありがとうございます。
暮らしのお困りごと解決ネットワーク「たすかるちゃあ」を運営しております、寒河江市中心商店街連合会 会長の秋葉 拓です。
さがえ商人道は、寒河江市中心商店街連合会に属し、主に若手経営者や担い手の方々を募り平成26年12月に発足しました。これまでも全国的に中心市街地の空洞化が問題となっておりますが寒河江市でも同様で、行政からの補助金を用い寒河江市中心市街地活性化事業の一環で対象者を集め、2013年9月、10月、11月の3回シリーズで講師を招いてのセミナーを開催しました。しかし、集まったのは行政・商工会の職員が数名、肝心の商店街の方が私を含め2・3名ほど。私はその時情けなさと憤りが噴き上がってくるのを感じ、「これではダメだ!やる気のある若手を中心に活動しないと消滅してしまう!」と思いました。
活気ある街づくりと活気溢れる「商人」になるべくここに集結すること。そして私達はそれぞれのお店を持ち、各自仕事に誇りを持ったプロの集団であり、生涯勉強し、その知識の全てがお客様へのご奉仕のためであること。を理念とし、それに賛同する仲間を募り、更に仲間が仲間を呼びここに至りました。
これまでの主な事業は「まちゼミ寒河江」の運営です。「まちゼミ」とは、各お店の人が講師となって、専門店ならではの専門知識や情報、コツを無料で教えてもらえる、街の少人数制のゼミナールです。お店や店主のファンになっていただくのが目的で、講座中の販売や営業活動は一切やらない、参加事業所合同によるイベントになります。
私達も「まちゼミ」を通じて多くのことを学ばせていただきました。なかでも『三方良し』の精神は今のさがえ商人道の柱となっております。『三方良し』とは、「売り手良し、買い手良し、世間良し」と、かつて近江商人が称えた商人精神であります。私達は「お客様満足、地域の繁栄、そして私達お店の繁盛」と考え『三方良し』と称しております。
そんな中、2020年の年が開け、これまで春・秋と年2回開催していた「まちゼミ」もコロナ禍によりやむなく中止と決定した頃、副代表の木村(たすかるちゃあ実行委員長)が私に相談に来ました。「ご用聞きのような事業を商人道でできないでしょうか!」です。私も「おもしろい!」即答で大賛成でした。そこから同年の9月に事業を開始できるまで、たび重なる会議やLINEでのやり取りを経て「たすかるちゃあ事業」を開始いたしました。
これまでさまざまな面でお世話になりました、寒河江市長様はじめ商工会会長ほか関係団体の皆様には深く感謝いたします。今後ともよろしくお願い申し上げます。
そして、お客様にはお気軽に「たすかるちゃあ」をご利用いただければ幸いです。どんなことでもご相談いただければ「たすかるちゃあ」のネットワークでお手伝いできるものと確信し、「頼んでいがった~、たすかるちゃあ!」と言っていただけるよう最大限サービスに努めますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本事業
実施イメージ図

地域の〝三方良し〟に繫がる事業
〝今までの寒河江〟を〝これからの寒河江〟へ

地域の〝三方良し〟に繫がる事業

利用者の〝良し〟
①買物に不便を感じる方に〝買物の楽しさ〟創出

・専門店だからこその知識と品揃えで選べて満足できる買物の資質向上
・地域のお店だからこそ安心して購入できる環境
・暮らしに困らない相談できる事業所情報の取得
・配送、送迎、出張等による暮らしの困りごとを解決する利便性

②自宅に閉じこもりがちな方が元気になれる〝人との繋がり〟創出

・普段外出しない方でも気兼ねなく出掛けられる環境(コロナ禍状況による)
・他者と会話することで楽しさを創出し精神衛生へのお役立ち

地域(行政)の〝良し〟
③ご高齢の方を含め買物弱者のいない〝住みよい街寒河江〟

・これまでの「デマンドタクシー」や「循環型バス」の利用率アップ
・病院、金融機関、生活必需品に限らず多種多様なお悩みを解決できる満足度向上
・定住・移住促進に繋がる社会動態人口増加へのPR手法としての一助
・関係団体との協力連携による見守りから相互扶助の風潮づくり

事業所の〝良し〟
④社会貢献に前向きな事業所の繫がりでこれからの時代も〝継続できる力〟を持つ

・これまでは顧客ではなかった方々への販売や営業手法の開拓
・多種多様な消費者との繋がりから堅実なマーケットリサーチの共有
・各事業所が繋がることでの口コミによる新たな販路拡大と営業力の確保
・内部連携から生まれる時代に即した新しい商売の形づくり
・スケールメリットを活かした情報発信力で〝選ばれる・信頼される事業所〟へ